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動画配信市場の今を知る!『動画配信市場調査レポート2019』発刊セミナー開催報告

2019年05月29日

1.セミナータイト (002).jpg

2019年5月24日、デジタルコンテンツ協会会議室にて、~動画配信市場の今を知る!
『動画配信市場調査レポート2019』発刊セミナー~(http://www.dcaj.or.jp/news/2019/04/2019-1.html)が開催されました。
この日の東京は今年初の真夏日予想がでるほどの暑い日となりました。お蔭様で定員を上回る皆さまの参加があり席を追加しての開催となりました。ご参加くださった皆様ありがとうございました。

2.黒川常務_トリミング1.jpg

セミナー前半は「動画配信市場調査レポート2019サマリー」について黒川(DCAJ常務理事)が解説しました。
2018年の有料動画配信市場は、前年比119%の2,200億円と推計。動画配信サービスの定着が進み、利用者層は更に拡大、事業者側は新規参入や配信事業者間での提携等の動きにより、競争はより激化し、市場の活性化に繋がっているまさに"群雄割拠"の様相と呈しました。また今後の市場動向については引き続き増加基調をたどり、2023年には2,950億円まで成長すると予測しました。今回の解説では、動画配信市場の動向のほかにDCAJが刊行している「デジタルコンテンツ白書」によるコンテンツ産業の市場規模の調査からの分析による解説も加えました。
●「動画配信市場調査レポート2019」の購入はこちらから(SPIインフォメーション)
URL:https://www.spi-information.com/report/23134.html

3.四方田氏 (002).jpg
当レポートの巻頭特集を執筆いただいた四方田 浩一氏(映像メディア総合研究所代表)の講演「5G前夜、2020年代の動画配信市場を考察する」では、映画から動画配信に至るまでの視聴の多様化に見られる映像ビジネスの変遷に触れ、映画館、パッケージソフト、有料テレビ放送などの既存メディア勢力が新たな動画配信勢力へとメディアパワーがシフトしていることについてお話しいただきました。
動画配信市場は伸びているのか?「SVODが伸びた理由」、「TVODが伸びていない理由」について、詳細な分析が紹介されたほか、講演の締めくくりでは5G時代の到来も踏まえつつ、動画配信市場をはじめとした今後のホームエンタテインメント市場を維持・拡大するための要因について事例が挙げられ、既存メディアの既存の価値観ではもはや戦えないことを提言しました。
●「映像メディアユーザー実態調査」 URL http://www.eizomedia.jp/?page_id=55